RINOの何でも帳

MECHANICAL TEDDY RINOの雑記的な日記

歌うのはやっぱり楽しい話

埼玉東部から好き勝手に書き殴るMECHANICAL TEDDY ボーカル RINOの何でも帳。

 

振り返ってばかりもいられないのだが先月のワンマンライブ終了後

とある人に突然話しかけられた。

「いやー良いボーカルになったなぁ!」「歌うって楽しいだろう!?」

と、かなりテンション高く、嬉しそうな様子で。

 

■初レコーディングで自己嫌悪

2013年に自分が加入して初めてリリースしたアルバム「MAKE STEDDY」のレコーディングに立ち会っていただいたプロデューサーの青山さんだった。 

地下活動の近況報告です – MECHANICAL TEDDY MEMBER BLOG〜ラウド系男女ツインボーカルバンド「メカニカルテディ」メンバーブログ

 

まさか、あの頃にはこんな嬉しい事を言われるとは思わなかったな。

またお得意の回顧録になってしまうが、書くとする。

 

当時レコーディングは浦和のスタジオで行っていた。

武蔵野線名物、浦和地獄に何度も引っ掛かりながら通っていたな。

※浦和地獄:駅区間内に東浦和駅南浦和駅武蔵浦和駅西浦和駅と続き利用者を惑わせる様。

 

青山さんと初めてお会いした時はとてもストイックなのかなと思ったけど

レコーディングが進むにつれて、とても真摯に向き合ってくださる方だった。

 

当時の自分はボーカリストという自覚は薄ぼんやりとしたもので、

感情を乗せて歌う事ってどういう事なのかも解らなかったし、ボイストレーニングもかなり甘く考えていた。

ただレコーディングするって事だけに胸踊らせていた。

自分の歌声がCDとして売られるなんて!すごい!くらいの感覚でしかいなかった。

 

何度目かの収録中に自分のピッチ・発声・他、技術的な面での出来の悪さに自己嫌悪に陥った時があった。

休憩中に「こんなに歌で表現するって難しい事なんだ」と自分の実力のなさを痛感した。マジで全世界の歌手をリスペクトしたわ。

自分は土俵にすら立っていない感覚だったな。

そんな気落ちしてるのを察してか察してないのか青山さんから掛けられた一言は未だに大事な記憶として残っている。

 

「自分の気持ちをさらけだしてもいいんだよ」

未だにそうだが、自分の感情を上手く隠してしまうクセがあり、そのクセはボーカルとしては結構な致命的だったりする。

成人以降、自分の気持ちは隠して愛想が良い事が何かと都合がよかったのでずっとそうしてきていた。そのクセが表現する事の邪魔をしていた。

 

青山さんからは「もっと自分の気持ちをさらけだしてもいいんだよ」的な意味の言葉を掛けられた。

言われた時は全然ピンと来なかった。随分と前から自分の気持ちなんてのは置き去りにしていたから当たり前っちゃ当たり前なんだが。

当時は理解できなくても、あの時言われた事はそういう事だったのか!と気付く時あるよな。

以後、ライブする度、HDCをレコーディングした時に「あ、今回はしっくりきたかも」と感じる時に「もしかして、こういう事か!」と思い出す自分にとっては大事な言葉。

未だ出来てるかは自信持ってYESとは言えないし一生模索していくんだろうけど。

 

■歌うのってやっぱり楽しい

レコーディング時の数日間の間柄、それ以来約3年ぶりの再会、たった数分の会話だたけど、自分以上に自分の歌を嬉しがってくれて何か気恥ずかしさもあったが、胸にジーンと来るものがある。

「歌うって楽しいだろう!?」の一言も大事なストックになった。

自分は照れすぎてあんまり上手い事も言えず「楽しいっす!」と返すのでやっとだったんだが、とっさに出た言葉って本音なのかもな。

 

自分の声が嫌い、自分の歌い方が嫌いになる時期もあったり、他人と比べてもしょうがないけど劣等感に苛まれる事は今もある。

どうやったって上手い人達ばかりと対バンしたりすると羨ましくもなるぜ。

未だに自分がボーカルとしてどうこうってのを語る事におこがましささえ感じてしまうし。

でも、自分はまだ伸び代があるんじゃねーかと信頼してくれてる人達も居る訳だから出来る努力はしていきたいね。

ま、過去の自分より今のが良いって言える事も成長した証拠だと思うし。

 

 

というわけで、寒くなってきたんでマスクして寝る。

じゃ!また!