RINOの何でも帳

雑記的な日記

お笑い熱が冷めない

先週のM-1グランプリの打ち上げの様子を動画で見たら、更にお笑い熱が更に上がってしまいピース・又吉さんの著書「火花」を読みました。

火花 (小説) - Wikipedia

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

 

ネットドラマも面白かったです。

Netflixオリジナルドラマ『火花』公式サイト | 全10話 独占配信中

主人公の徳永役に林遣都さん、主人公が憧れる先輩・神谷役に波岡一喜さん演じています。

林遣都さんも波岡一喜さんも原作に忠実な演技でどんどん話に引き込まれていきました。

一足飛びで売れたり、器用にのし上がっていく後輩を尻目に自分達のやりたい漫才を貫いていく過程で生まれる葛藤や相方との温度差。

絶対に追いつけない先輩・神谷の笑いに対する思想に憧れるも神谷の激しい気性によって業界の輪から徐々に外れていく様を目の当たりにしている時の混沌とした感情や神谷自身も才能を持ち合わせながらも自分の弱さや不器用さ故に葛藤している様子など原作の重さがリアルに再現されていました。

お笑いの世界で徳永や神谷のもがく様子を描きながらも笑えるところもたくさんあり、終盤には又吉さんの優しさが滲み出た所もあってホロリと泣ける内容です。

それにしても波岡一喜さんの演技が奇怪で怖いけど何だか人間味があって憎めなくて神谷そのものという感じで好きでした。

波岡一喜さんといえば

ベイブルース〜25歳と364日〜」でも芸人さんの役を好演していました。

『ベイブルース 〜25歳と364日〜』公式サイト

お笑いコンビ・ベイブルース高山トモヒロさんと志半ばで亡くなった河本栄得さんの実話を元にした映画です。

当時の漫才をYouTubeで観られるのですが、高山さんのツッコミのキレの良さや河本さんの絶妙なボケが今でも通用するくらい面白いです。

地元の大阪では漫才の実力が認められテレビやラジオでの出演も多かったという事で人気があり沢山のファンに愛されていたのがよく分かります。

河本さんはネタを緻密に練りに練って、高山さんに対しては寸分の狂いもなくツッコめという指示をするくらいに笑いに対してとてもストイックに取り組まれていたそうです。

映画の中で河本さん役の趙民和さんが高山さん役の波岡さんに対して「お前は俺の精密機械になれ!」という台詞に河本さんの芸に対する厳しさが込められているのだなと思いました。

 

お笑いに御涙頂戴は無粋だと言う声もあるでしょうけど、私はたった数分に賭ける漫才の背景には色々なドラマがあるのだなと素直に感動します。

もちろん毎度お笑いを見てそうは思わないし普通に楽しんでますが表現する裏側には時間や思いが掛かっている事が分かるとより面白いからです。

面白さの裏側を感動的に見せるのはある意味、演者側のエゴかも知れません。

お客さんにとってはたった数分のネタで面白いか面白くないかが全てです。

しかも、そんなに有難がって見られても楽しんでもらう事がお笑いなので趣旨が違う。

でも出来上がったネタは時間を費やした結晶なんだなぁと漠然と思っています。

 

次に見たいなと思っているのは明石家さんまさんとジミー大西さんのお話。

 

 

Jimmy (文春文庫)

Jimmy (文春文庫)

 

 

 

こちらもネットドラマがこれから配信されるそうで今から楽しみですね。

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